よく「腹圧は大切!」「腹圧を高めた方がいい!」と 耳にすることがあるかと思います。
そもそも腹圧とは何でしょうか?
今回はその腹圧についてお話します。
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構造的な話をしますと、
上:横隔膜
横:腹横筋・胸腰筋膜
下:骨盤底筋
これらの組織でつながった風船のような空間を腹腔内圧=「腹圧」と言います。
これらの筋、膜組織をみてピンとくる方もおられるかと思いますが、腹圧は呼吸、胸郭(背骨・肋骨・胸骨)、骨盤帯と深く関わってくるのです。
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イメージしていただくとよいのが、小学校に上がる前の子供たちのお腹です。
子供たちのお腹はバキバキに割れていなければ、くびれもありません。ぼよーんと下がってもいません。
ポーン!と張ったお腹をしています。
実は、あれが腹圧です。
子供たちは腹筋はないですが、大人たちよりも素早く動き回りますし、肩こりや腰痛もないですよね。
腹圧さえしっかりしていれば、過剰にトレーニングをしなくてもカラダは楽に、軽やかに、しなやかに動かすことができるのです。
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カラダが硬い人は「昔からカラダが硬くて」と言いますが、幼少期から硬かったとは到底考えられません。
では、なぜカラダは硬くなるのでしょうか?
それは、腹圧によって支えられていた体幹を外側の筋肉を過剰に働かせてガチッと固めて支えてしまうからです。
腹圧の低下によってカラダはどんどん硬くなってしまうのです。
硬いカラダは凝るし、痛いし、故障しやすいし、疲れやすい。
いい事なしですね。
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なので、腹圧は大切なのです。
そんな腹圧の高め方をまたInstagramにて動画でご紹介していきたいと思います。
とても簡単な方法なんですよ、それが。
うふふ。
お楽しみにー!!!!