医療者と療法士

医療者の多くはまず、「病気があるもの」として患者を捉え、その病気に患者を当てはめて解釈していきます。
そして、統計学に基づくエビデンスをもとに、病気に対する典型的な治療法によってアプローチします。

この視点には大きな見落としはなく、効率的で優れたものであることは確かです。

しかし、病気が前提である以上、マイナス(病気)からゼロ(病気をする前)に戻すという発想にとどまりやすく、「なぜその病気を患うことになったのか」という原因追求までに至らないことが多いのが現状です。

例えば、整形外科の分野では患者が痛みを訴えても画像上問題ないと言われ、処置としては痛み止めの薬や湿布を処方されて終わることがしばしばあります。

このような経験をされた方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

これには、「カラダの使い方、動かし方」という運動学的視点が抜けているため、“なぜ痛みが出たのか”という原因を追求することができないのです。

🔹痛み止めを飲む
🔹湿布を貼る
🔹マッサージを受ける
🔹鍼灸を受ける

これらはすべて対処療法と言っても過言でないように思います。

上記治療法で症状が改善したとしても、カラダの使い方や動き方の“癖”が変わらなければまた同じように痛みを繰り返すのではないかと思うのです。

自分のカラダだからこそ自分で管理できるようになりたい

とお考えの方。

私たちセラピストは運動学のプロです。

ご相談ください。

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